ウルムチの東183kmにあるトルファンは、世界でも有数の低地であるトルファン盆地の中央に位置する。総面積は7万平方メートル、約26万人の人口を持つトルファン地区の中心地。古くは、シルクロードの天山南路・北路を連結する要衝地として栄え、現在でも鉄道の蘭新線と南疆線の分岐点となるほど地理的重要性は変わっていない。トルファンの気候は高温で乾燥していて、風が強い。最高気温は48℃を記録しており、特に7月中旬から8月中旬までの一ヶ月は酷暑が続く。火州とも呼ばれる所以だ。年間降水量が16.6mmほどしかないため、日中でも日陰にいれば比較的過ごしやすい。
5~7世紀には、漢族の移民によって、高昌国が建設され繁栄を極めた。その後唐の直接支配を経て、ウイグル族が西ウイグル王国を建設すると、千仏洞を代表とする高度な文化が出現し、トルファンは最盛期を迎えた。
現在の産業は農業が中心で、特産品にはブドウ、ハミ瓜、綿花などがあり、8月下旬には、葡萄祭という交易会がある。
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